8月初旬の連日の猛暑で、別所沼のメンバーに少し分けた後、3,000匹を残して猛暑で死んでしまいました。1日に何度も氷、保冷剤で水温維持を図りましたが、追いつきませんでした。屋外から玄関スペースに移動もしましたが、それでも深夜の暑さで犠牲が出ました。
来年は少ししか見せられないことになりそうです。飼育の負担が軽くなったことで、この際、タニシの飼育の方法を勉強してみようかと思っています。
6月28日に885匹孵化幼虫を取り上げたのをスタートに、8月10日35匹まで今年は計30,446匹生まれました。氷川祭り、盆踊りなどの合間に、せっせと取り上げました。
平家ホタルは、関東では5月陸あげ(土中に入りさなぎとなる)、6月土から出て羽化し成虫、7月に卵から孵化(1齢)します。
現在1~2ミリ程度の幼虫が毎日孵化しています。来年4月末まで4回脱皮し、脱皮のたびに2齢、3齢となり、5齢で5月土に入ります。
羽化は今最後で2ケタ前半の数です。7月12日の氷川神社で最後のホタルをを紹介します。
孵化のさせ方は、発泡スチロールの箱に水を入れ、その上に金網を置き、金網に卵が着床しているミズゴケを乗せておきます。
卵から孵った幼虫が下の水に落ちます。最初は一桁の数ですが、日を追って増え、3ケタ、4ケタとなります。それをスポイトで掬って、水を張った飼育箱に数を数えて入れます。一番多い日は2,800匹でした。数えていると発狂しそうです。
生まれたての幼虫に餌をやると、ゴミや、糞などで水が汚れます。しかし、幼虫があまりに小さいため、ゴミや異物と分離することが困難で、きわめて大変な作業です。
飼育に挑戦したい方相談に応じます。自治会館の項にアドレスあります。高野橋